先日、本屋で偶然目にした一冊。タイトルに惹かれて手に取ったその本は、長倉けんたさんの著書でした。苫米地英人先生の編集を手がけてきた彼の言葉には、脳科学と行動心理のエッセンスが詰まっていて、読んでいるうちに「環境を変えること」の大切さがじわじわと染み込んできました。
特に印象的だったのは、「移動しながらインプットする」という考え方。静かな部屋でじっと勉強するのではなく、あえて動きながら学ぶこと。おそらく脳が活性化し、コンフォートゾーンの外に出る準備が整うということだと思います。
山手線一周しながら仕事や英語学習
試しに、山手線を一周しながらスマホで仕事をしたり、英語の音声教材を聴いてみました。車窓から流れる景色、乗客のざわめき、駅ごとの雰囲気——そのすべてが刺激になって、いつもより集中できた気がします。
✈️ 羽田空港のカフェで「海外生活」をシミュレーション
さらに、羽田空港のカフェで勉強してみるという実験も。飛行機の音、外国人旅行者の会話、出発ゲートの案内板。まるで海外にいるような感覚になり、「いつか海外で暮らす」という夢がぐっと現実味を帯びてきました。
🌍 現状の外側へ——環境をデザインする力
この本を読んでから、「環境を変えること=自分を変えること」だと強く感じています。移動はただの物理的な行為ではなく、脳と心に新しい風を吹き込む行動。これからも、意識的に「動きながら学ぶ」環境を作っていきたいと思います。